*** PX98/IPL ***

PC-98用プロテクトメモリ容量強制指定ツール(機種/用途限定)。人柱専用試作版 DOS/IPLware兼用。


まぁジャンクプログラムということで、こんな危険なものもあっていいかなと思って・・・。(汗)
 PCI機には使えません、というか普通の(JEDEC仕様)SIMM搭載機には使えません。単にDOS/BIOSのワークエリアの総容量設定を書き換えるだけなので・・・。そういうわけで「機能的には」有名な16GIGA.SYSの前身であるSUPER16M.SYSに相当するものです。本プログラムは特にIPLwareを利用することを目的として作ったものであり、WindowsNTなどOSを選ばす使える可能性があります。またおまけとしてCPUのL1キャッシュ起こしもできます。何が危険かというと、メモリの初期化はおろか、存在チェックすらせずに容量設定を書換えるという、完全な人柱専用試作版なのです。一応いくつかの用途で動作を確認していますので、試験的に出してみます。
 周知の通り、16GIGA.SYSはハイパーメモリCPUドライバとしてだけではなく、ほかにも様々な利用法があります。メモリの初期化をしない本プログラムが、その中でどのような用途で使用に耐えるか否かは今のところ不明瞭ですが、こんな利用法が出来た、という成果の報告の一つでも得られれば幸いです。
 なおメモリをチェック/初期化しないのは、単に私がプロテクトメモリを扱う技術がないだけです。(T_T)

[動作確認済の用途]

* 単にメモリ容量を減らす。それだけなら大抵のPC-98系機種で可能と思われます。
* ハイパーメモリCPU(末期のものを除く)上のメモリを認識する。
* 16MBぶん(以上)のメモリを積んだH98/FA/FS/FXにて、完全には切離せない15-16MBアドレスのうち15MB-15.5MBぶんをプロテクトメモリに追加する。
* アドレス16MB未満のPC-H98にて、システム空間を空けたまま16MB以降に配置したNESAバスメモリを認識する。
* メモリを16MB以上積んだEPSON PC互換機で16MB以上のメモリを使用しない設定にして16MBシステム空間を空けたうえで16MB以上のメモリ分だけを追加認識させる。ただし動作不安定になる可能性あり。

このほかCPUキャッシュ有効化機能(ただしL1だけ)も使い道がありそうです。


ご注意: 末期のハイパーメモリCPUをお使いの場合、本プログラムでは動作しない可能性があります。また全般的に、本来の16MB以下メモリが極端に少ない状態ではアッパーメモリが十分あってもOSやドライバが機能しない場合があります。

07/02/09 ver0.02 WindowsNT/2000動作(一応)確認、CPUキャッシュ制御ルーチンをベクターのcache.com相当に変更(P5/P6機でも動作の可能性)。

[ダウンロード] (http)



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